さてネットカフェでの就寝は案の定全く寝られず…
この就寝メンタルの弱さを何とかしたい…
そして出発の準備してるとスローパンクしてた方のタイヤがまた少し空気抜けてる。チューブレスバルブの根本もまた少し緩んでるからコレか?と今度は力一杯締め付ける。コレが後に仇となる…
携帯ポンプも調子悪くて思ったほどは空気入れられず。
そうこうしてるうちにGarminがバグってフリーズ。
何度も再起動しても途中で止まってしまってダメ。
ルートはGarminのナビゲーションに頼っているのでコレが無いとキツイ。一応キューシートは印刷して持って来てるけど慣れてないから苦戦しそう。
8:30頃諦めてライドスタートしたらよくわからないけど突然Garmin復活!良かった〜
PC6の信濃国分寺はスタートから数kmのところなので早々にゲット。
次は2日目のメインディッシュ美ヶ原。
33.5km,5.8%のSR600Fuji最大の登り。
前半は県道62で武石観光センターまで4-5%の直登、後半は平均7%で13km登りです。
向かう途中、上田市街地で予報通り雨が降り始める。
登るにつれて雨が強くなりレイン着ててもかなり染み込んでくる。
でも愛用しているミレーの網網アンダーを着てたおかげで多少は寒さを凌げました。
我慢の登りで13:13 PC7道の駅美ヶ原高原到着。
日本で1番高いところにある道の駅らしいです。
標高高いのでずぶ濡れでこの場所にいるのはかなり寒い…
と、タイヤを確認するとまだスローパンクしてる!
ここでタイヤからの漏れを確認…
雨で濡れてるから空気漏れの場所が発覚。
タイヤからだったか〜
しょうがないからチューブ入れようと思い廃屋の隅っこで風雨を凌ぎながら作業を始めようとするも今朝力一杯締めたせいで今度はチューブレスバルブが全く回らない。
いつもはペンチ持ってるのですが今日に限って忘れる。
朝までは手で回せたのに判断が悔やまれる。
思い込みはダメですね。
一応携帯ポンプで空気を入れれば2〜3時間くらいは持つのでもう今回はその作戦で行く事に。
問題はこの雨。
この先数十km山岳地帯が続くのに雨に打たれっぱなしはかなり厳しい…
低体温でDNFも頭をよぎったけど雨雲レーダーを見ると霧ヶ峰方面は早目に雨雲抜けそうなので歩みを進める事に。
八島湿原あたりに到達したところで予報通り雨は上がる。
救われた!
観光センターで豚汁を注文。
温かくて身体に染みました。
その後霧の中アップダウンを繰り返してPC8女の神展望台に17:30到着。
ずぶ濡れの下りはやっぱり寒くてこの時は登りがありがたかった。
登りで体温上げてインナー乾かしてやろうという思いで漕ぎました。
そこから1度下ってメルヘン街道に入り麦草峠登坂。
また雨がパラパラ降ってくる中20:03 PC9メルヘン街道最高地点到達。
ここから南牧村まで20km下り。
野辺山方面にダラダラと登って22:55 PC10JR鉄道最高地点到着。
PC11芦川駅までは長い下りの後平坦なレイアウトで52kmほど。Fujiの中で最も走り易いエリアでした。
1:57到着。
ここから河口湖まで芦川沿いを26kmほど登ります。
斜度は緩めで登り易かったです。
でも寝不足のせいか時々平衡感覚が怪しくなったり変な動悸がしたりするようになったので休憩を多めに入れながら進みます。
何とか河口湖パスして山中湖へ。
ラストのPC12山中湖6:54到着。
残念ながら富士山は雲の中でした。
後は同志道で高尾駅まで戻るのみ!
でも距離は60kmちょいあります。
基本は下りなのですが時々現れる登りがキツイ。
そして眠い…
10:06ゴールの高尾駅到着!
頑張った〜
完走タイムは54時間と6分。
NIhon Alpsより距離も獲得標高も少ないのに今回の方が時間かかった。
加齢による衰えかトレーニング不足かスローパンクで走り続けたせいか…
でもブルベは時間を競う訳では無いから良しとします。
初日 走行距離287.21km 獲得標高5241m
2日目 走行距離315.10km 獲得標高5256m
総距離 602.31km 総獲得標高10497m
今回、スローパンクに悩まされたのは痛いです。
工具の不備はあったにせよチューブレスも考えものかも。
後はロングやると毎回思うのは電動シフトが欲しい。
あのシフト操作だけで結構消耗します。
まぁだいぶ前のDuraなので今はもっとスムーズなのかもですけど。
雨の下りではディスクブレーキが欲しいなぁ。
登りはもう一個軽いギアが欲しいなぁ。
とか今後ブルベを真面目にやるなら色々と考ええる事があります。
何故ブルベをやるの?ってこないだ聞かれたのですけど、単純に楽しいからって答えました。
何か大冒険みたいな感じで、キツイけど楽しいが上回るというのが正直なところです。
ブルベの今後の予定は考えて無いけれど普通のブルベや他のSRもまた出てみたいと思います。
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