今回のご依頼は民家に生えているスギとサクラの伐採。

スギの方は元から切ってしまうのではなく先端の数メートルほど落として欲しいというもので、サクラの方は元から伐採するというもの。
スギは先端のみといえども5,6本あるので結構な量の枝がでます。
それらを所定の位置に置くのだけでも人力で行う現場では労力が必要です。
しかもこの現場は沢山のツルが絡んでいて、まずはツルの撤去や藪払いから行います。

スギの方はフリーで落とす枝とリギングロープでカットした枝を下す作業とあって、狭い作業スペースでイメージした位置に下すのには右手でロープを送って左手で枝を操作する必要があります。
何度かやってきている作業でこの日はこの操作が多かったのでだいぶ練習になりました。

一方、サクラの方はリギングで下ろす作業だけでなく、一度吊り上げてから下ろす作業が必要だったためリギングロープとチルホール（ハンドウィンチ）をポーターラップで連結して、カットした枝をチルホールで巻き上げてからポーターラップを緩めて枝を下ろす作業を行いました。
毎回、このポーターラップって便利だなぁと思います。
ポーターラップはロープを巻きつけて摩擦力を利用してロープを止めたりゆっくり流したりするアイテムです。
毎回、特殊伐採の現場で活躍します。
また機会を見て特殊伐採のアイテムに関してのブログを書きたいと思います。

ビフォーアフターの写真を撮るのを忘れてしまったので作業中の写真のみですm(_ _)m
施業の方は施主さんもご満足頂けたようで良かったです。

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