Tです!
今回は民家の特殊伐採。
ヒノキとスギが民家の屋根上に伸びていて落枝が酷く、枝を払って欲しいという依頼。
島崎山林塾企業組合の先輩Kさんは特殊伐採も請け負っていて僕は初心者ながらお手伝い。
特殊伐採は様々な専門機材が必要で初期投資がかなりかかるため施業単価も高くせざるを得ないようです。
Kさんが上に登り枝払いして、僕は下でロープ張ったり緩めたり落枝の除去したり。
ポーターラップっていう摩擦抵抗を利用した器具でロープを張ってスピードラインというロープ配置で切った枝を下ろしたり、切った枝をハンドウィンチで上に上げたり。
スピードラインは順調に流れてくるものも有れば大部分は屋根に引っかかってきれいには下りず。
それでも真下に落ちるよりは遥かに集材が楽になります。
遠くで枝を見てる分にはそれほど大きく見えませんが切って下ろすとかなりの大きさ。
あっと言う間に駐車場が枝でいっぱいになってしまいました。
この枝の処理は秘密兵器の破砕機。
交流のある林業会社さんからお借りしました。
この破砕機がスゴイ。
10センチくらいの径の枝までどんどん飲み込んであっという間に粉々に(゚∀゚)
この砕いたチップはKさん家の畑に撒くそうです。
施業後はこんなにスッキリ!
対象の木の一本は完全に枯れていてこのタイミングで施業して正解でした。
もう一本も枯れ気味で今後注意が必要です。
普段の林業とは全くと言っていいほど使う道具もノウハウも異なる特殊伐採。
状況に応じて使う道具や手法を考えて攻略していくのは大変だけどとても面白そう。
今後も特殊伐採に関わるチャンスが有ればトライしていきたいです。
島崎では特殊伐採も承っておりますのでご依頼あればご連絡ください!