Tです！
フォレストワーカー研修の無い日はホームの山での間伐です。
ホームとしている山にはカラマツがかなり生えています。
昨今のカラマツ価格高騰もあり島崎山林塾でもカラマツを積極的に伐倒しています。
現場はどこも傾斜が結構きついところが多く、列もきれいにそろっているわけではなく、更に広葉樹も乱立していてどこもかしこも難易度高めです。
そして、どの木を倒すかの選木も悩ましいです。
残す木を活かす為の間伐や収穫期とみて伐倒・集材、集材するにもどこのラインを通して集材するか、傾斜や方向的にうまく集材できるか、倒した位置はウィンチのロープが届くか、届いたとして材の重量的にウィンチの能力で集材できるか、3割の間伐となっているか、など色んな事を考えながら選木する必要があって難しくかつ面白いところです。

お山には色んな植物が自生していて、この時期話題になったのは白い花を咲かせるリョウブの木。
とても良い香りがして、伐倒時には倒れた木や倒したり集材する際に支障となる木は倒したりするのですが、そんなこんなでバタバタした伐倒エリアにリョウブの良い香りが漂い和みの空間にいざなってくれました。
また、ダンコウバイも実をつけていてクロモジ属の木だけあって実をつぶすと良い香りがしました。
こういった山の恵みをもっと身近に感じてもらえるような取り組みも今後行っていきたいと考えています。