最近の特殊伐採お仕事の樹種で最も多いのが何故かケヤキ。
放っておくと巨大になるので枯れてきて枝が落ち始めると被害も大きいし周りへの影響を心配してご依頼してくる方が多い気がします。
この現場は対象のケヤキ3本のうち2本が剪定、1本が伐採です。
その他にもカヤの木やスギなど細々した伐採もあり、約2週間ほどかけて施業しました。
クレーン伐採なので、そこらの立木レベルがどんどん降りてきます。
ただ、今回は下が3人体制だったのと、枝は破砕機でその場で破砕できたのでかなり助かりました。
またまた登場のこの破砕機。毎回思うけど凄い破壊力です。
伐採のケヤキの元玉は牽引伐採。
クレーンのウィンチ機構は垂直方向なので、それを牽引伐採に使いたい場合は写真のように滑車を介して垂直方向の力を水平方向に変換します。
元玉はやけに細長い形状でしたが最大直径は1m以上ありました。
ケヤキの元玉は市場へ持っていくのですが、近年はケヤキにあまり大した値段が付かないようで残念な状況です。需要が少ないんですかね。
それにしてもこういった巨大な木の剪定は初めて見ました。
先輩Kさんも初めてだそうで、このケヤキが枯れずにもってくれるか見守って行けたらと思います。
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